上の台の伐採地跡でついに山火事

 本誌でお知らせした虚空蔵さまから上の台に上る林の伐採跡で、25日日中、ついに山火事は発生した。伐採跡には杉の葉や枝がそのまま乱暴に残されていた。日はそこから発生した。
 
 日中で通報が早かったため大事には至らなかったが、乾燥しいていることもあり、消火が遅れていたら周辺の山も人家もひとなめだったと、消防関係者も話している。

画像は
1、焼け跡
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2、焼ける前は杉の葉や枝が山積みされていた。
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# by kz1940 | 2015-05-27 23:23

市内上の台斜面の林が皆伐  市は里山の自然資源の持続的管理とリスク管理を

 秩父市内の虚空蔵さまの石段の下を通り、上の台に登る道沿いと農園ホテルの下の樹木が皆伐され、ぽっかりと空間が広がっています。いずれも急斜面で、伐採後の枝や葉がそのまま放置され、玉切りした丸太も少しずつ搬出されていますが、最近はやりのゲリラ豪雨でも来ればかなり危険という感じもします。

 伐採の仕方もかなり乱暴で、この場所はほとんどが杉林だったので、杉の伐採はともかくとして間に混じる雑木の残らず伐採してしまいました。この場所は聖地公園への歩き道でもあり、市外の観光局もよく通ります。こうした市街地に続く里山は、緑や生き物の豊かな多様性に触れる場として、観光政策や産業政策の面から、伐採の仕方やその後の資源管理を配慮した秩父市の政策があってしかるべきでしょう。場合によっては公的助成政策も考えながら、恵まれた自然資源を観光と結びつけながら持続的に管理する手法を市は提起すべきです。それは地域の人びとを自然災害から守るリスク管理につながります。

 自然と観光というと、すぐサクラとか、芝桜とかが秩父では出てきます。一種に偏った、そうした単純化した「自然」ではなく、よく管理された雑木林やスギ・ヒノキとの混淆林の木漏れ日の下に、秩父の山野に咲く野の花が観察できる、そんな自然を再現するのです。

 伐採の後、道が破損したり、側溝が埋まったりもしています。積まれた丸太の危険、伐採後の管理や植林などについては、いま市議会議員の金崎昌之さんが市当局と話をしていただいています。そのおかげで『あぶない」という立て看板もできました。感謝です。

 以下写真で現場の模様をお伝えします。

写真1 農園ホテル下の急斜面。木は全部伐られ、斜面の下はすぐ住宅と小学校がある。
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写真2 虚空増さまから上の台に上る道沿いの林。ここも皆伐採された。
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写真3 伐採されたウバミズザクラ。白い花が咲き、実をつける。貴重な木だが、ばっさり切られている。
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写真4 すでに小規模の土砂崩落が始まっている。
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写真5 放置された残渣
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写真6 『あぶない」という警告の看板がやっと立てられた。
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# by kz1940 | 2015-05-11 15:14

横瀬 江戸期、地元の彫り師集団が制作か 八阪神社の天王様

横瀬 八阪神社の天王様

埼玉県秩父郡横瀬町宇根にある八阪神社は、秩父地域の山岳信仰のメッカだった武甲山のふもとにある。日本二百名山に数えられるこの山も、セメント採掘でみるかけもなくなった。八阪神社は地元では「天王様」と呼ばれている。天思兼命・牛頭天王を祀っている。社殿は高さ3m、間口0.66m、奥行き1.2mで、1846年に建立とある。見事な彫り物は江戸時代関東一円で活躍していた彫師集団の作なのだろう。秩父にも腕の良い彫り師の一団がいて、いい仕事をしたといわれている。

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撮影した小菅通(秩父市で小菅写真館を主宰)さんは次のように言っている。
「とても丁寧で温い感じのする彫り物。神様、天女、鳥獣などが彫られている。『三国志』などの物語を題材としているのだろうか。屋根の下側に昔の赤い色が残っている。さぞ豪華絢爛だったろう。」(お)
# by kz1940 | 2015-04-29 22:08 | 秩父の文化

秩父市、市庁舎・市民会館建設見直しを求めた議員を市行政から実質排除

 秩父市で奇妙なことが起こっている。市民のかなりの層が見直しを求めている市庁舎・市民会館建設を随意契約で建設業者と結び、市議会も圧倒的多数で承認、これに対して反対派の五人の議員は市長不信任案を出して抵抗した。これに対し市執行部は不信任案に賛成した政党の機関紙購読を取りやめるよう市職員に勧告、さらに町会長連絡協議会「コミュニティ懇話会」の集まりで副市長が不信任案に賛成した五議員を通しての市への要望は取り上げないし、五議員は市の公式行事には招待しない、といってのけた。五人の議員が市役所の事務室にきても通路で応対し、衝立から中には入れるなという指示が出ているという話も聞く。いずれも市政への参加や請願権といった市民の権利を奪う対応であるという批判が市民の中から出ている。

 民主主義の基礎ともいえる自治と市民の市政への参加を平然と無視するこの事態の発端は、すでに着工が始まっている市庁舎・市民会館建設にある。現市長は45億円の事業計画で市役所を建て替えることを公約にて2013年に再選を果たした。しかし、折からの福島復興事業や、アベノミクスによる景気対策としての公共事業の大盤振る舞いが重なり、入札な常に不落に終わり、事業費は58億円、65億円と積み上がった。
しかし、昨年11月に予定価格65億円で3回行った入札も成立せず不調に終わった。そこで市は応札で最低価格を付けた大成建設と地元業者高橋組の共同企業体を随意契約の交渉に入り、本体工事費51億3864万円、付設工事を含む総額65億円で合意。年末ぎりぎりの12月25日、市議会本会議でその契約を圧倒的多数で承認した。

 破たん寸前のアベノミクスの最後の頼みの綱は土建国家の再生とばかりに、政府は公共土建事業の拡大に躍起だが、その熱気は地方自治体にも伝染。いま地方は土建と地方創生がドッキングして、住民無視の無駄な公共事業の大盤振る舞いが目立つ。この秩父市の事例もその一つと言える。
山間地にある秩父市の人口は6万6000人ほど。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、およそ30年後の2043年には半分以下の3万345人になる。高齢化が目立ち、奥秩父地いわれる山間地域では消滅寸前の集落が数多くある。65億円もの施設をつくるとなると、市当局は合併債を使うので市民負担は大きくないというが、それでも後世代にかなりな借金を残すことに変わりはない。人口が半分になれば、一人当たりの借金もそれだけ重くなる。市民会館は1000人収容の大ホールをメインとする施設だが、この地域でそれだけの需要があるのかという懸念もある。稼働日数が少なければ維持費だけで莫大な経費がかかる。人口が減れば当然市職員も減ることになるが、空き部屋だらけの市役所をつくってどうするのか。事業費が65億円になった段階で市民の間から批判や懸念が噴き出し、昨年10月に市民有志で「市役所・市民会館の建設を考える会」という名称で住民運動が動き出した。

◆ガラス8枚で65億円

 ことの発端は2011年3月11日にさかのぼる。東日本大震災の日である。秩父市内では5強から6弱くらいの揺れだった。市民の多くは情報を求めてテレビに釘づけになっていた。突然字幕が流れた。「秩父市役所が倒れた」という短いものだった。驚いて駆けつけた人が何人もいたが、帰ってきての報国は、別に何ともないよ、というものだった。

 実際、被害は窓ガラス8枚が壊れ、壁に少しひびが入った程度だった。当時の市庁舎の窓は窓枠をがっちりと固定していたので。建物全体が大きく揺れたら割れてしまうのはいわば当然の結果だった。
 しかし、市長はすぐにも倒壊の危険があるとして、翌12日午前11時ごろ、市庁舎内で会議をしていた市民を追いだし、入口にロープを張って立入禁止にした。その後、執務を隣接の市の施設に移動させ、続いて市庁舎と隣の市民会館「秩父宮記念館」を取り壊した。
 市は、こうした措置をとるにあたって耐震性を診断を一社にさせただけであった。市議会で、共産党議員から複数の専門機関に診断を仰ぐべきとの要求が出されたが、市当局は無視した。埼玉県建築安全課でも診断を行った。その時の結果は補強の必要なところもあるが、概ね安全というものであったとされている。

◆署名提出の市民に怒号を浴びせる市幹部

 「市役所・市民会館の建設を考える会」は昨年10月28日、市長も対して、「市庁舎・市民会館の建設の見直し」を求める署名運動に乗り出した。保守から革新まで幅広い人々が結集しての署名運動の結果、一か月を満たない機関で1万筆を超える署名が集まり、11月21日に第一次集約分1万2643筆の署名を市長に手渡した。市長が立ち上がり、署名を届けた市民から署名簿を受け取っていたそのとき、部屋のひと隅に陣取っていた市高級幹部を含む市役所職員から、署名を届けた市民に対し、「座るな!渡したら出ていけ」という怒号がとんだ。そこには副市長や市財務部長もいた。現場に居合わせた人の話を総合すると、怒号はそのあたりから飛んだという話が飛び交っている。

 署名はその後もさらに積み上げられ、随意契約が市議会本会議で承認された12月25日、本会議開会前に第二次集約分が市長に手渡された。提出された署名は合計1万5442筆であった。この本会議では前述通り、随意契約が賛成多数で承認された後、建設見直し議員の一人から市長不信任案が出され、共産党、新社会党、無所属革新の5人の議員が賛成したが、反対多数で否決された。年が明け、その後に出てきたのが、反対派議員を市の行政から排除するという、地方自治始まって以来ともいえそうな前代未聞の対応であった。この問題は今も続いている。
  
# by kz1940 | 2015-03-08 00:26 | 秩父の政治・行政

秩父で映画『六ヶ所村ラプソディー』上映会 8月5日に鎌仲監督も来訪

 秩父の市民グループが、核燃施設にゆれる青森県六ヶ所村を描いたドキュメンタリー映画『六ヶ所村ラプソディー』の上映会を企画、8月5日に秩父市歴史文化伝承館ホールで行われる。当日は監督の鎌仲ひとみさんのトークもよていされている。また写真家の島田恵さんの六ヶ所村のミニ写真展も計画されている。以下、その呼びかけ―。

       「六ヶ所村ラプソディー」秩父上映会のお知らせ

謹啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
私ども「秩父で『六ヶ所村ラプソディー』をみようの会」は、今年の8月5日日曜に、秩父市歴史文化伝承館ホールにて、ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」の上映を企画しております(詳しくは以下の資料をごらんください)。

当日は、鎌仲ひとみ監督にもおこしいただいて、お話をうかがう予定です。より多くの地域の方々に、この映画と監督のお話を共有していただきたく、広報宣伝活動にも力をいれていきたいと思います。

お忙しいと存じますが、ご都合がつきましたらぜひ上映会にいらしてください。よろしくお願いいたします。
                              
                         記
日 時:2007年8月5日(日)  (開場 12:30)
1回目
   13:00~15:00 上映
   15:10~15:40 監督のお話
         2回目
    16:30~17:00 監督のお話
   17:10~19:10 上映
場所:秩父市歴史文化伝承館ホール
内 容:「六ヶ所村ラプソディー」秩父上映会
      (2006年/カラー/スタンダード/119分 
監督 鎌仲ひとみ 製作・配給:グループ現代) 
同時企画: 鎌仲ひとみ監督の講演/写真家島田恵さんの六ヶ所村のミニ写真展

チケット:前売り1000円/当日1200円/学生1000円
チケット取扱店:ラパンノワールくろうさぎ 0494-25-7373
            チケットYAO(矢尾百貨店さま) 0494-24-8080
            時習堂書店さま 0494-22-1510

問合せ先  秩父で「六ヶ所村ラプソディー」をみようの会
      電話: 090-6119-3928(池田)
      E-mail: chichibu_rokkasho@yahoo.co.jp
     URL:http://movie.geocities.jp/rokurap_in_chichibu/

主催:秩父で「六ヶ所村ラプソディー」をみようの会
共催:秩父市ユネスコ協会準備会
協賛:Lapin Noir くろうさぎ
後援:秩父市、秩父市教育委員会、横瀬町、埼玉新聞社、秩父ケーブルテレビ、小鹿野町
協力:島田恵(「六ヶ所村」著者)、NPO法人市民シアターエフ


<上映会の目的>

原子力や核のことを知る機会があまりにも少ない。
そして考えてもよくわからない。
身近に感じることができない。

私たちは今まで重要な問題と感じながらも、なんとなく話題を避けてきたり、自分の生活とつなげて考えることをしてこなかったように思います。

さまざまな歴史的背景を経て、六ヶ所村の人々は、核燃賛成反対、と単純に二分できない複雑な状況におかれています。
この映画では、私たちと同じ一市民、一村民である人々の、原発や核という国家事業と、村での生活とのはざまで日々生きていく様子が、丁寧な取材を経て描かれています。そしてそれぞれの立場で、ひとりひとり自分が六ヶ所村でどのように生きていきたいかという思いを伝えてくれます
六ヶ所村の人々の声は、毎日電気を使っていながら現実を知らずに、原発というの選択を続けていこうとしている多くの日本人へのメッセージでもあります。

私たちは「六ヶ所村ラプソディー」を見て心動かされ、自分達が暮らす地域でも多くの人に見てもらいたいと思いました。この映画を通して、六ヶ所村の現実を知ること、エネルギー問題への意識を深めることを目的として、上映会を開催いたします。

さらに、この上映をきっかけにし、エネルギーの問題のみならず、現代の私たちが抱える国際平和や環境、人間の心身の健康など、さまざまな問題について勉強し、自分が暮らす地域でひとりひとりが日々どう生きていきたいかということに向き合い、考えを共有する機会を作っていきたいと考えています。
# by kz1940 | 2007-06-24 14:16 | 秩父の文化

五月、いろんな花が野山に

 秩父郡横瀬町の丸山林道をいつも歩く。四月から五月にかけ、新緑と共にいろんな花が咲く。その一部を紹介しよう。

写真1:高木にb0002151_13462810.jpgまきついたフジが淡い紫色の花をつけた。
写真2:棚田の土手をアザミがいろどる。
写真3:荒川は谷が深く、両側のきりたつ斜面には大木が育つ。そのひとつ栃が花をつけた。
写真4:5月、秩父の山里はアカシアの花でいろどられ、甘い香りがただよう。花はてんぷらにすると、ほんのり甘くおいしい。ためにし三杯酢で食べてみた。香りがほんのりただよい、結構いけた。
写真5-7:山の斜面に咲くウツギ。何種類もある。b0002151_13472610.jpgb0002151_13475662.jpg
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# by kz1940 | 2007-05-26 13:50 | 秩父の自然・環境

秩父の野山はいろんな花が

 秩父郡横瀬町の丸山林道入り口辺りで、斜面に咲くスミレの群落と、鮮やかなオレンジ色の山つつじを見つけました。
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# by kz1940 | 2007-05-02 20:34 | 秩父の自然・環境

街路樹が無惨に伐られた国道149号線

 秩父市内を走る国道149号線の街路樹が無惨に伐られ、道路拡張が進んでいる。車はすいすい通るが、歩道は通行止めの日も。歩道を歩いていると、排気ガスがまともに吹き付け、息苦しくなる。

 行政も車も、歩く人は目にはいらないようだ。まして、車椅子の人や目に不自由な人がいることなど、想像もできないらしい。
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# by kz1940 | 2007-03-04 23:58 | 秩父の政治・行政

秩父市に異様な光景出現 沿道に日の丸の行列

 正月2日、秩父神社に初詣をしようと国道299号沿線のみやのかわ商店街を通りかかってギョっとなった。なんとずらりと日の丸の旗の行列なのだ。なんとも異様な光景で、
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早々に通り抜けたが、その日一日、いやな気分だった。

 日の丸の旗については、いろんな議論がある。近しい人が戦争でなくなった方にとっては、いやな思い出しかないという人も多い。

 教育基本法が強引に改正され、「愛国心」の強制が教室で始まるかもしれないという時代である。学校では君が代と日の丸掲揚が事実上強制され、教師が処分されるという問題が続出している。

 この旗の行列を仕掛けたのは「みやのかわ商店街振興組合」なのだが、あまりに無神経すぎるといえよう。それとも「愛国心」教育に一役買おうというつもりか。それなら商人として失格だろう。例え少数でも人が嫌がることをやって、ものが売れるとは考えられない。

 私自身も、もうこの商店街では買い物をするのはやめようと思った。
 
 最近、よびもののナイトバザールも振るわないで知恵を絞っていると聞いたが、何でも飾ればよいというものではあるまい。
# by kz1940 | 2007-01-04 00:15 | 秩父の社会・人

彼岸花

 秩父はいま、彼岸花が真っ盛りです。もともと熱帯性のこの植物が慰安では北海道まで北上しているといいます。球根で増えるこの花がどうやって海をわたり、移動してきたのか。薬効や救荒植物として、人が持ち運んだのでしょうか。

 ぼくが子どもの頃は、縁起が悪いとみんなから敬遠されていましたが、今ではこの花を見るためにわざわざ出かけてくる人もいるくらい人気者です。
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# by kz1940 | 2006-09-28 21:17 | 秩父の自然・環境

田んぼに住みついたカモ

 遅れに遅れた今年の梅雨も明け、ようやく太陽が戻ったころ、田んぼに住みつきたカモ一家が畔で遊んでいた。アイガモ農法のカモではなく、野生のカモたちだ。

 雨が降り続いて、田んぼではいもち病が発生、普段は消毒などしないこのあたりの田んぼでも、あちこちで防除がはじまっていた。農薬をまかれたらどうするつもりなのか。気になった。

(秩父郡横瀬町で)
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# by kz1940 | 2006-08-06 14:27 | 秩父の自然・環境

何だかわかりますか

 いつも歩く横瀬町の丸山林道に面した雑木林の土手で見つけました。赤い卵とも小さなだるまさんとも見えます。ベニタマゴダケというキノコだそうです。食べられるということでしたが、遠慮しました。やがて卵がぱっとわれ、胞子が飛び散るという話でしたが、別に確認したわけではないので、真偽のほどは保証できません。

 いずれにしろ、今年は雨が多かったせいか、キノコが目につきます。b0002151_23505094.jpg
# by kz1940 | 2006-08-01 23:51 | 秩父の自然・環境

食べたらやばいだろなぁ

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 長雨の合い間、久しぶりに林に入ると、いろんなキノコがにょきにょき出ている。見た目はうまそうだけど、見るだけにしておこう。
# by kz1940 | 2006-07-23 21:14 | 秩父の自然・環境

久しぶりで農協を勉強する

 農業経済の専門雑誌『農業と経済』に久しぶりに目を通す。8月号の特集「JAは再生できるか!」の座談会と論文8本を一気に読む。10月に開催されるJA全国大会の議案、つまり農協はこの先どうするのかを検討した諸論文だ。

 グローバル化のなかで農業は「縮小の一方だから、農協が無事ですむわけがない。この事態を乗り切るには、権力と資本に迎合して組織の存続のみを願うか、地域と農家に寄り添って新しい協同組合を創造するか、この二つのどちらを選ぶかしかないことは自明だ。

 現実のJA農協は前者の道をひた走っているとしか見えない。
# by kz1940 | 2006-07-20 23:40 | 秩父の経済・産業

いまを盛りと甘草の花

今年の秩父は、どういうわけか甘草に花が目につく。土手や田んぼの畦に咲き乱れていて、ほぼ10年秩父に住んでいるが、初めての光景である。緑の中にオレンジ色の花が映えて、実に美しい。
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# by kz1940 | 2006-07-18 21:42 | 秩父の自然・環境

ピースボート乗船記

<06年7月7日>

昨年秋と今年冬、水先案内人でピースボートに乗った。遅ればせながらその簡単な報告です。

ピースボート乗船記                                大野和興
 昨年夏と今年冬、ピースボートに乗った。水先案内人という名の講師役で乗ったもので、どちらも3週間ばかりの旅だった。昨年夏はケニヤで乗船してエジプトを経由し、紅海から地中海に入り、アテネで下船した。今年冬は南米チリまで飛び、世界遺産の港町?で船に乗って、そのまま南太平洋をひたすら進み、モアイ像で有名なイースター島、ゴーギャンが一時住んだタヒチへ。僕はそこで船を降り、1日ぼおっと海をながめてから成田への直行便に乗った。

 いずれも世界一周の船旅のつまみ食いなのだが、もう二度と行けそうないところにただで行けるという実に有意義な旅だった。船には乗客が900人ばかり、ピースボートのスタッフや若いボランティアを入れ、船員は勘定に入れないで1000人以上が乗っている。 

 乗客は大きく二極に分かれる。20歳台と60歳台以上だ。20歳代は学生だったり仕事をやめて乗ったり、多くはピースボートのビラ張りや案内文書発送などのボランティア活動をして何がしかの船賃補助を獲得して乗船している。60歳代以上はいうまでまでもなく退職金と年金世代。夫婦でにおっている人が多いが、シングルもかなりいる。
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 若い人、同世代の人、いろんな人と知り合い、楽しかった。ぼくは主に農業や環境、グローバリゼーションの話をしたのだが、農と食に興味を持つ人が、若い人にも熟年層にも驚くほど多く、話も熱心に聞いてくれた。

 気をよくして、実験村の話もひとくさりした。土地と土の話、腹八分目の話、三里塚型有機農法やワンパックという自前の流通がたたかいの中から生まれた話。三里塚を知らない若い人、かつて三里塚に来た年配の人たち、みんな興味しんしんで聞いてくれた。

(写真はパルパライソの街角。急な斜面に張り付くように町が広がり、いたるところに待ちの芸術家による壁画がある)。
# by kz1940 | 2006-07-07 10:46 | 折々

チョウチョ

<06年7月2日>
 今日午前中、近所の山道で見かけたチョウチョです。きれいなので携帯で撮りました。
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# by kz1940 | 2006-07-03 21:50 | 秩父の自然・環境

梅雨の合い間のジャガイモ掘り

<06年7月2日>
 定年就農で、3年前から隣村で農業をしている友人Nさんの農場でジャガイモ掘り。昼ごろ小雨がぱらついたが、なんとま持ちこたえ、梅雨の合間の作業を続けた。

 我が家の近所の人もいっていたが、今年の秩父はジャガイモの出来がよい。芋ほりをしながらジャガイモの品種の話になった。秩父には大滝イモという特有の品種がある。奥秩父の山間地で作られていた、粒の小さな赤イモで、花も赤みががっている。高冷地のやせた土でもよくできる。味もいい。シベリアに抑留された兵隊が(もしかしたらシベリア出兵?)、ふんどしに隠して持ち帰ったとか、ペルーからやはり誰かが持ち帰ったとか、いろんな伝説があるイモだ。

 もうほとんど作る人もいなくなったが、地元では伝統品種として特産で売り出そうという話が持ち上がっている。
# by kz1940 | 2006-07-03 00:16 | 折々

いま村で何が起こっているか

 グローバル化の農村でいま何が起こっているか。『理戦』2005年冬号に書いた文章を「大野和興の農業資料室」http://rural-journal.at.webry.info/
(リンクにあります)にアップしました。この10年で生産者の手取り米価は半分になり、村が次々と消えていっています。
 そうした状況は日本だけでなくアジア全域に広がっており、そのことについても触れました。

 『理戦』05年冬号は、食料と水を軸に世界の構造と近未来の予測を特集しており、なかなか読み応えがあります。上記の文章も、そのひとつとして書いたものです。
# by kz1940 | 2005-11-15 21:54 | 秩父の経済・産業

GMイネ反対魚沼集会にいってきた

 8月26日に南魚沼市で「新潟県農業を遺伝子汚染から守る魚沼集会」t題する集まりがあり、日曜で時間もあったので出かけてみた。主催は新潟総合生協。上越で農水省の試験研究機関「上越研究センター」が強行した遺伝子組み換えイネの野外実験に反対して運動をしている上越有機農業研究会の峯村正文さんに誘われての小さな旅であった。

 秩父から秩父鉄道で熊谷に出て、在来線を乗り継いで最寄駅の六日町で降りた。JRの年寄り割引制度を使ったからこの間運賃は1800円程度。実に安い。熊谷から高崎に出てそこで上越線に乗り換え、水上でまた乗り換えて六日町まで。新幹線では見落とす景色をゆっくり見ることが出来た。効率を求めて時間を買うようなことをしなければ、この日本もまだ棄てたものではないな、と、得をしたような気分になった。そう、育種だって10年がかりでゆっくりやればいいのだ、効率を求めた自然の摂理に反する遺伝子いじりをするから話はややこしくなるのである。

 会場の南魚沼市民会館では峯村さんら上越から駆けつけた百姓衆に大勢会った。みんな20年来の友人である。上越では7月24日に、私が事務局長をしている脱WTO草の根キャンペーンは招聘したタイの反グローバリゼーションの女性運動家ポンティップさんを受け入れてもらって、「米があぶない=自由化と遺伝子組み換え=」と題するミニシンポをしたばかりで、その折随分世話になったのでそのお礼をするいい機会にもなった。

 参加者の多くは総合生協の組合員である女性だったが、地元の農家からの出席者もいた。魚沼コシの本場であり、遺伝子組み換えイネには無関心ではおれないからである。5月下旬、地元農民にとっては寝耳に水、天からふってたように遺伝子組み換え騒動が始まって3ヶ月、反対運動は着実に地域に浸透している印象を得た。
# by kz1940 | 2005-08-30 21:53 | 秩父の経済・産業