秩父で映画『六ヶ所村ラプソディー』上映会 8月5日に鎌仲監督も来訪

 秩父の市民グループが、核燃施設にゆれる青森県六ヶ所村を描いたドキュメンタリー映画『六ヶ所村ラプソディー』の上映会を企画、8月5日に秩父市歴史文化伝承館ホールで行われる。当日は監督の鎌仲ひとみさんのトークもよていされている。また写真家の島田恵さんの六ヶ所村のミニ写真展も計画されている。以下、その呼びかけ―。

       「六ヶ所村ラプソディー」秩父上映会のお知らせ

謹啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
私ども「秩父で『六ヶ所村ラプソディー』をみようの会」は、今年の8月5日日曜に、秩父市歴史文化伝承館ホールにて、ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」の上映を企画しております(詳しくは以下の資料をごらんください)。

当日は、鎌仲ひとみ監督にもおこしいただいて、お話をうかがう予定です。より多くの地域の方々に、この映画と監督のお話を共有していただきたく、広報宣伝活動にも力をいれていきたいと思います。

お忙しいと存じますが、ご都合がつきましたらぜひ上映会にいらしてください。よろしくお願いいたします。
                              
                         記
日 時:2007年8月5日(日)  (開場 12:30)
1回目
   13:00~15:00 上映
   15:10~15:40 監督のお話
         2回目
    16:30~17:00 監督のお話
   17:10~19:10 上映
場所:秩父市歴史文化伝承館ホール
内 容:「六ヶ所村ラプソディー」秩父上映会
      (2006年/カラー/スタンダード/119分 
監督 鎌仲ひとみ 製作・配給:グループ現代) 
同時企画: 鎌仲ひとみ監督の講演/写真家島田恵さんの六ヶ所村のミニ写真展

チケット:前売り1000円/当日1200円/学生1000円
チケット取扱店:ラパンノワールくろうさぎ 0494-25-7373
            チケットYAO(矢尾百貨店さま) 0494-24-8080
            時習堂書店さま 0494-22-1510

問合せ先  秩父で「六ヶ所村ラプソディー」をみようの会
      電話: 090-6119-3928(池田)
      E-mail: chichibu_rokkasho@yahoo.co.jp
     URL:http://movie.geocities.jp/rokurap_in_chichibu/

主催:秩父で「六ヶ所村ラプソディー」をみようの会
共催:秩父市ユネスコ協会準備会
協賛:Lapin Noir くろうさぎ
後援:秩父市、秩父市教育委員会、横瀬町、埼玉新聞社、秩父ケーブルテレビ、小鹿野町
協力:島田恵(「六ヶ所村」著者)、NPO法人市民シアターエフ


<上映会の目的>

原子力や核のことを知る機会があまりにも少ない。
そして考えてもよくわからない。
身近に感じることができない。

私たちは今まで重要な問題と感じながらも、なんとなく話題を避けてきたり、自分の生活とつなげて考えることをしてこなかったように思います。

さまざまな歴史的背景を経て、六ヶ所村の人々は、核燃賛成反対、と単純に二分できない複雑な状況におかれています。
この映画では、私たちと同じ一市民、一村民である人々の、原発や核という国家事業と、村での生活とのはざまで日々生きていく様子が、丁寧な取材を経て描かれています。そしてそれぞれの立場で、ひとりひとり自分が六ヶ所村でどのように生きていきたいかという思いを伝えてくれます
六ヶ所村の人々の声は、毎日電気を使っていながら現実を知らずに、原発というの選択を続けていこうとしている多くの日本人へのメッセージでもあります。

私たちは「六ヶ所村ラプソディー」を見て心動かされ、自分達が暮らす地域でも多くの人に見てもらいたいと思いました。この映画を通して、六ヶ所村の現実を知ること、エネルギー問題への意識を深めることを目的として、上映会を開催いたします。

さらに、この上映をきっかけにし、エネルギーの問題のみならず、現代の私たちが抱える国際平和や環境、人間の心身の健康など、さまざまな問題について勉強し、自分が暮らす地域でひとりひとりが日々どう生きていきたいかということに向き合い、考えを共有する機会を作っていきたいと考えています。
by kz1940 | 2007-06-24 14:16 | 秩父の文化


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